血友病ヘルスケアハッカソンを開催しました
2018年12月8~9日。
土日の二日間を使って、様々な業種から14名の参加者が集い、東京日本橋で「血友病ヘルスケアハッカソン※」が開催されました。
ヘルスケアハッカソンとは、医療健康分野の未解決の課題に対し、医療従事者やITエンジニア、デザイナー、ビジネスパーソンが集い、解決策を創りだすイベントです。
血友病治療は新薬の登場により大きな変化の時期を迎えています。しかし薬剤の進歩に限らず、自宅での治療管理や医師と患者さんのコミュニケーションなど、治療を発展させるにはより多くのきっかけがあるはずです。そこで今回の血友病ハッカソンでは、患者様のサポートや、生活の質をITの力で変えてゆくことをテーマに掲げました。
会の冒頭で、天野 景裕 先生(東京医科大学 医学部医学科 臨床検査医学分野 教授)と小島 賢一 先生(荻窪病院 血液凝固科 臨床心理士)による血友病治療の現状と課題に関するご講演をいただいた上で、メンバーが各々解決策を案出。
4つに絞られたアイディアに対し、チームに分かれたメンバーが具体的な実行案を作成。たった2日で、誰もが驚くような秀逸なソリューションが創出されました。
熱気にあふれた会場の様子や、主催者、参加者の生の声はこちらの動画からご覧ください。
※ハッカソンとは
ハッカソンとは、IT用語のハック(コンピューターを使いこなすの意味)とマラソンを掛け合わせた造語です。
当初、コンピューターのソフトウェア開発などで、プログラマ、デザイナー、エンジニアなど様々スペシャリストがチームを作り、数日間で開発を行い、その成果を競うイベントとして行われました。
その後、音楽、化学、自動車、ヘルスケア等、様々分野でハッカソンが行われるようになりました。