よくある質問
目次
- Q1. 薬のバイアルを間違って凍らせてしまった
- Q2. 薬のバイアルを振ったり落としたりして、中で泡ができてしまった
- Q3. ツートックをバイアルに刺そうとして、途中で針が折れてしまった
- Q4. 翼状針(よくじょうしん)を刺そうとして、途中で針が曲がってしまった、または折れてしまった
- Q5. チューブの中に泡が入っている
- Q6. Y字チューブを用いた際、片方の翼状針のチューブに血液が逆流してしまった
- Q7. 注入途中で針が外れて、薬液が漏れていることに気づいた。もう一度、刺し直していいか?
- Q8. 注入中に、痛みがだんだん激しくなった。注入を中止したい状況になった
- Q9. 注入後に痛みがある。皮膚に異常がある、体に異変がある
- Q10. 夜に、必要な薬やシリンジがないことに気づいた。注入予定日に注射できない
- Q11. 薬のバイアルを落として割ってしまった、またはひびが入ってしまった
薬のバイアルを間違って凍らせてしまった
凍らせると薬が変質する可能性があるので、そのバイアルは使わないでください。次回の来院時に持参し、凍らせてしまったことを伝えてください。
薬のバイアルを振ったり落としたりして、中で泡ができてしまった
落とした場合は、ビンに割れやひびがないか、よく確かめてください。割れやひびがあればステップ14に従って破棄してください。
割れやひびがない場合は問題ありません。細かい泡は、数分間置いておくと、だんだん消えていきます。代わりのバイアルがあればそちらを使ってもかまいません。
ツートックをバイアルに刺そうとして、途中で針が折れてしまった
予備のツートックとバイアルを使用して、もう一度ステップ5のバイアルの確認からやり直してください。最初のバイアルと針は、ステップ14に書いてある手順に従って廃棄してください。また、そのときの状況をできるだけ詳しく患者日誌に書いてください。
翼状針(よくじょうしん)を刺そうとして、途中で針が曲がってしまった、または折れてしまった
予備の翼状針を使用して、もう一度、ステップ7のプライミングからやり直してください。針が曲がるとポンプがうまく作動しないことがあります。また、そのときの状況をできるだけ詳しく患者日誌に書いてください。
チューブの中に泡が入っている
微細な気泡は問題ありません。注入前のプライミングは、手順どおり行ってください。
Y字チューブを用いた際、片方の翼状針のチューブに血液が逆流してしまった
両方の翼状針を抜き、すべて新しいものでやり直してください。
注入途中で針が外れて、薬が漏れていることに気づいた。もう一度、刺し直していいか?
外れてすぐに気がついたときは、一旦シリンジポンプを止め、翼状針(よくじょうしん)を換えて再開してください。薬がたくさん漏れているときは、注入をそこで中止し、主治医に連絡してください。そのときの状況(中止した理由と注入された量など)をできるだけ詳しく患者日誌に書いてください。
注入中に、痛みがだんだん激しくなった。注入を中止したい状況になった
シリンジポンプの説明書に従って操作し、注入を中止してください。そして、そのときの状況(中止した理由と注入された量など)をできるだけ詳しく患者日誌に書いてください。できるだけ速やかに病院に連絡し、痛みの治療を受けて、次の注入について相談してください。
注入後に痛みがある。皮膚に異常がある、体に異変がある
皮下に注入する場合には、治療開始時に腫れ、紅斑、痛み、かゆみ、硬結、刺激感、温感などといった症状が出ることがあります。そうした症状が出た場合には、患者日誌に記載してください。あまりに症状がひどい場合や、何か体がおかしい、熱っぽいなどの場合には、すぐに病院に連絡してください。
夜に、必要な薬やシリンジがないことに気づいた。注入予定日に注射できない
注入予定日に注射できなかった場合は、主治医に連絡してください。
薬のバイアルを落として割ってしまった、またはひびが入ってしまった
ステップ14に従って廃棄してください。