冊子を使って、自分ひとりで先生方にお話ししました。
大学4年生の患者さんご本人・男性・血友病A
入学後に面談をして、保健の先生と担任の先生に自分からお話ししました。説明する時に病院からもらった冊子を渡したら、それを保健室に置いてくれていました。「ケガなどしなければ、何も起こらない」と伝えたので、先生方が特に怖がる様子もありませんでした。
高校3年間で何かが起こることもなく、保健室に置いてもらった製剤を使うこともありませんでした。
部活中に何か起きても大丈夫なように、
先生たちにお話ししました。
大学2年生の患者さんご本人・男性・血友病A
高校時代はサッカー部に所属。先生たちに病気のことは伝えていましたし、製剤も学校に置いてもらっていました。だから、部活中に何かが起きても安心。保健室に行って注射を打つこともできたし、アイシングをしてもらうこともでき、助かりました。
出血時の対処法などを、自分の口で説明しました。
35歳の患者さんご本人・男性・血友病A・重症
自分の口から、担任の先生と保健室の先生に伝えました。出血した時の対処法や、足首が悪いから時々保健室で休みたいこと、またかかりつけ医の連絡先などです。
高校生になると自己注射できるようになっていたので、学校に製剤を置いておき、何かあった時には自分で注射を打つようにしていました。
※紹介した症例は、患者さんおよびその保護者の個人の発言に基づく臨床症例の一部を紹介したもので、全ての症例が同様な結果を示すわけではありません。