人によってはいつもと違う環境に対してストレスを感じることで免疫力が低下し、感染症にかかるリスクが高まります。
また、飲み薬を処方されている場合、長期間の滞在では薬の管理（飲み忘れ防止など）が必要になります。
たとえば、ケースを使って日付ごとに小分けにしたり、飲み忘れ防止用のスマートフォンのアプリを活用するなど、飲み忘れには注意しましょう。
病院で静脈注射による治療を受けている人は、病院に行く日の調整や滞在先での対応について、旅行や出張に行く前に医師とよく相談しておきましょう。
人混みの中にいると、細菌やウイルスに感染する危険性が高まります。観光地や繁華街、バスや電車では人の多い日や時間を避けて行動するようにしましょう。どうしても避けられない場合には、マスクを着用するなどの感染症に対する予防をしましょう。滞在先でも生ものは避け、なるべく火の通った料理を選ぶとともに、飲み物にも注意しましょう。
屋外から帰ってきたら手洗い、うがいをするなど、滞在先でも普段から心がけていることを守りましょう。人によってはいつもと違う環境で、体調を崩すこともあるため、無理をしないことに加え、いつも以上に体調管理を心がけましょう。
もし、滞在先で緊急事態になった場合は、すぐに専門医を受診できるよう、現地の医療機関の情報について事前に調べておきましょう。
