MENU

⾎友病を⽣きるあなたとともにこんなとき
どうしてる?どうだった?

こんなときどうしてる?どうだった?日常生活・その他

留学してみてどうだった?

患者さんのイラストイメージ

高2の夏からカナダへ。
行ってみたらなんとかなるものです!

35歳の患者さんご本人・男性・血友病A・重症

将来英語が話せたらと思い、高校に入ってから、カナダへの留学を計画。医師には、そもそも可能なのか、現地で何か起きた時の対処法、通院はどうしたらいいのかを相談しました。医師から「現地で何か問題が起きたら、この先生にかかって下さい。連絡をとっておきます」と言われ、渡航のためのドクターレターを書いてもらいました。こうして高2の夏から3年間留学することに。
基本は日本から持って行った製剤で対応し、何回か帰国もしました。現地で病院にかかったのは1回だけ。バスケをした後に腸腰筋からの出血を起こして病院に行きましたが、レントゲンは海外旅行者保険でカバーできたと記憶しています。
製剤は自費請求になるので、そうならないよう心がけていました。いつもホストファミリーの連絡先や、自分の薬のこと、緊急連絡先が書かれたカードなどをリュックに入れていました。
これから留学を考えている患者さんがいたら、ぜひ行ったらいいと思います。僕みたいな向こう見ずでも、なんとかなりました。完全に自分で自己注射しないといけなくなりますし、すごくよい経験になると思いますよ。

※紹介した症例は、患者さんおよびその保護者の個人の発言に基づく臨床症例の一部を紹介したもので、全ての症例が同様な結果を示すわけではありません。