薬のバイアルを間違って凍らせてしまった。
凍らせると薬が変質する可能性があるので、そのバイアルは使わないでください。次回の来院時に持参し、凍らせてしまったことを伝えてください。
薬のバイアルを振ったり落としたりして、中で泡ができてしまった。
落とした場合は、ビンに割れやひびがないか、よく確かめてください。割れやひびがあった場合は製造番号を確認後、箱に入れ、廃棄用ビニール袋にいれてください。
割れやひびがない場合は問題ありません。細かい泡は、数分間置いておくと、だんだん消えていきます。代わりのバイアルがあればそちらを使って頂いても構いません。
ツートックをバイアルに刺そうとして、途中で針が折れてしまった。
予備のツートックとバイアルを使用して、もう一度バイアルの確認からやり直してください。バイアルと針は、キャップをつけずに廃棄用空きビンにいれてください。
また、そのときの状況をできるだけ詳しく患者日誌に書いてください。
翼状針を刺そうとして、途中で針が曲がってしまった、または折れてしまった。
予備の翼状針を使用して、もう一度プライミングからやり直してください。針が曲がるとポンプがうまく作動しないことがあります。また、そのときの状況をできるだけ詳しく患者日誌に書いてください。
チューブの中に泡が入っている。
少量の泡は問題ありません。注入前のプライミングは、手順どおり行ってください。
注入途中で針が外れていて、薬液が漏れていることに気づいた。もう一度、刺し直していいですか?
針が外れていることに気がついたときは、一旦ポンプを止め、翼状針を換えて再開してください。薬液がたくさん漏れているときは、注入をそこで中止し、担当医師に連絡してください。そのときの状況(中止した理由と注入された量など)できるだけ詳しく患者日誌に書いてください。
注入中に、痛みがだんだん激しくなった。注入を中止したい状況になった。
別冊のポンプの説明書に従って操作し、注入を中止してください。そしてそのときの状況(中止した理由と注入された量など)をできるだけ詳しく患者日誌に書いてください。できるだけ速やかに病院に連絡し、痛みの治療を受けて、次の注入について相談してください。
注入後に痛みがある。皮膚に異常がある、体に異変がある。
皮下に注入する場合には、痛み、かゆみ、皮膚が赤くなる、皮膚が膨らむ、といった症状が出ることがあります。そういった症状が出た場合には、患者日誌に書いてください。あまりに症状がひどい場合や、何か体がおかしい、熱っぽいなどの場合には、すぐに病院に連絡してください。
夜に、必要な薬やシリンジがないことに気づいた。注入予定日に注射できない。
注入予定日に注射できない場合は、その前後2日の間に注射してください。前後2日以上ずれてしまった場合には、病院に連絡してください。
薬のバイアルを落として割ってしまった、またはひびが入ってしまった。
バイアルを落とした場合は、ビンに割れやひびがないか、よく確かめてください。割れやひびがあれば製造番号を確認後、箱に入れ、廃棄用ビニール袋いれてください。
薬についてもっとよく知りたいとき
症状、使用方法、副作用などについてより詳しく聞きたい場合は、医師または薬剤師にお尋ねください。
お問合せ先:CSLセルフケア窓口
フリーダイヤル TEL: 0120-663-440(24時間365日受付)
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