CIDPマイライフ

CIDPだからって、
私には私の人生がある。

CIDPを治療する

監修 : 防衛医科大学校 内科学講座 神経・抗加齢血管内科 准教授 海田 賢一 先生

教えて!ドクター

イラスト:医師と患者の様子

Q1免疫グロブリンというのは抗体のことですよね?
CIDPは抗体が悪さをする病気なのに、さらに抗体を投与して大丈夫なのでしょうか?

イラスト:点滴

CIDPで悪さをする抗体は、通常は作られない自己抗体という抗体であり、健康な人の血液中には存在しません。
正常な免疫グロブリンには自己抗体を直接攻撃し、中和したり分解する作用があるほか、免疫系の働きを総合的に調節する作用もあり、自己抗体による神経障害を直接的・間接的に抑制すると言われています。

Q23年前にCIDPを発症し、経口ステロイド療法で寛解しましたが、2カ月ほど前に再発しました。
今回も経口ステロイドで寛解し、後遺症もありませんが、このまま再発の都度ステロイドを使っていても大丈夫でしょうか?

イラスト:錠剤

頻回に再発を繰り返すようであれば維持療法を考慮しますが、年に一度再発があるかどうかという程度であれば維持療法の必要性は低く、その都度寛解導入療法を行うことが考えられます。
かかりつけ医の先生とご相談ください。

Q3寛解導入療法の3つの選択肢のなかで、血漿浄化療法にはどんなメリットがあるのですか?

イラスト:血漿浄化療法

血漿浄化療法の最大の強みは効果発現の早さです。
したがって、少しでも早く回復を図る必要がある重症例や急速進行例にはよい適応です。
また、不特定多数の有害物質を除去できるため、免疫グロブリン療法が効きにくいタイプの自己抗体をもつ患者さんや、他の自己免疫疾患を合併した患者さんにも効く可能性が高い治療法です。