長く続くコロナ禍でおうち時間が増え、日常生活のなかで身体を動かす機会がめっきり減ってしまった……。
そう感じている方も少なくないのでは?
そんな不活発な生活を続けていると、筋力が衰えてしまい、体調を悪くすることもあります。
そこで、自宅で簡単にできる効果的なエクササイズを紹介します。どれも身近にある小道具を使って短時間でできるものばかりです。
ちょっとしたスキマ時間を見つけて、たまには身体を動かしてみませんか?
身体のコンディションが良くなるとともに、気分も晴れやかになっていくことを実感できるはずです。
Let’s リハビリテーション
動画一覧
CIDPの患者さんは、日常生活のさまざまな場面で動作に不自由を感じることが少なくありません。
ここからは、不自由を感じる動作や動きにくい部位に分けて、それぞれのリハビリテーションの方法を説明していきます。
自分の身体の状態に合ったトレーニングを実践していくことで、筋力がアップして筋肉を動かしやすくなり、生活動作がどんどん楽になっていきます。
CIDPのリハビリテーションのコツは、疲れない程度に無理のない範囲で行うこと。少しずつでいいので、楽しみながら気長に続けていきましょう!
「箸がうまく使えない」
「字が書きづらい」
「ボタンが留められない」と感じたら…
「服を脱いだり着たりしにくい」
「⾷事の動作に時間がかかる」と感じたら…
「歩くのが遅い」「つまずきやすい」
「まっすぐ歩けない」と感じたら…
「⽴ち上がるのに時間がかかる」
⻑い時間⽴っていられない」と思ったら…
「⻭みがきをしにくい」「⼿からものがよく落ちる」
「髪を洗いにくい」と感じたら…
第1回「箸がうまく使えない」「字が書きづらい」
「ボタンが留められない」と感じたら…〜 ⼿指のためのリハビリテーション 〜
普段は意識していませんが、手指は私たちの身体の中で最も複雑な動きができる部位。とくに指の動きを改善させるトレーニングを行うことで、日常生活の中の細かな作業に不自由を感じなくなります。
第2回「服を脱いだり着たりしにくい」
「⾷事の動作に時間がかかる」と感じたら…〜 腕・肩のためのリハビリテーション 〜
腕や肩の動きが悪くなるいちばんの原因は、肩甲骨を動かす筋肉が弱っていることです。肩甲骨まわりのトレーニングで筋力アップすることで、服の着脱や食事動作がぐっと楽になるでしょう。
第3回「歩くのが遅い」「つまずきやすい」
「まっすぐ歩けない」と感じたら…〜 ⾜腰の筋⼒のリハビリテーション① 〜
私たちが歩くときに使っているのは、足腰の筋肉と姿勢を保つ体幹筋です。スムーズな歩行を取り戻すためには、これらの筋肉に加え、足首や足指など足全体の動きを改善することが大切です。
第4回「⽴ち上がるのに時間がかかる」
「⻑い時間⽴っていられない」と思ったら…〜 ⾜腰の筋肉のリハビリテーション② 〜
「立つことが難しい」「長く立っていられない」という場合、足の筋肉が弱っているからと思われがちですが、最も重要なのは背筋や腹筋です。これらの筋力をアップさせることで起立動作や姿勢の保持が改善されます。
第5回「⻭みがきをしにくい」
「⼿からものがよく落ちる」
「髪を洗いにくい」と感じたら…〜 ⼿の筋⼒のリハビリテーション 〜
握力や手首などの腕力が低下すと、「握る」「持つ」という動作がうまくできなくなります。ゴムボールを握ったり、ペットボトルを使って前腕部などの筋肉を鍛えることで、これらの動作がやりやすくなります。