生 活
手足両方の感覚がなくなったときは、もたつく自分が嫌で、あまり出かけないようになった。不安で眠れなかったこともあります
(60代男性/CIDP歴:初発症状から18年、診断から15年)
インタビュー内容テキスト足の症状が膝よりもさらに上へと進んで、付け根の辺りまで感覚がなくなった頃は、杖を使わないとちょっとしたバランスの調整もできなくて危なかったです。
手に症状が現れてからは、箸が持てない、字が書けない、包丁で皮がむけない。外出したときに困ったのは、小銭をつまめない、乗車券を取れない。手足両方に症状が出ると一番不便で、それでもたつく自分が嫌で、あまり出かけなくなっていました。5~6年前からひどい状態が繰り返し起こります。不安で眠れず、うつ状態になって、眠剤と精神安定剤を飲むこともありました。今は不安よりもあきらめのほうが大きいです。
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